2002 bigisland

 

○。○。 ドルフィンスイム○。○。

注意:どんなイルカとも泳げるわけではありません

イルカが休息中のときや、えさを食べている
ときなどは、そっとしておいてあげなければなりません。
プレイモードでないイルカを、無理に追いかけたり、触ったり
することは禁物です。

私と同じような素人の方が、ドルフィンスイムをしたいと思ったときは、
今回私たちがお世話になったようなガイドの方に泳いでもいい
イルカを探してもらうのがいいと思います。

マウナケアダイバースのHPはこちらから。
ハワイ島ジャパニーズリンクのFumikoさんが、窓口になってくれました。


8/14、今回の旅行で一番楽しみにしていた日がやってきました。
海の近くで育った母は、きっと喜んでくれるはず。
でも、野生のイルカを見るのは、両親も、私たちも、子供たちも、誰もが初めてで、
やっとシュノーケルマスクを使えるようになったお兄ちゃん二人をつれて、はたしてどこまでイルカが
私たちと一緒に泳いでくれるのか。。想像もつかないまま当日を迎えました。



出航前に、注意事項などボートの説明をうける。



マウナラニポイントから車で北に約10分、19号線をつきあたってカワイハエ港方向へ左折すると、
今回お世話になるマウナケアダイバースの看板が見えてきた。
ここに車をとめて、Blue Dolphinという看板がかかっている事務所で、マスクとフィンを貸してもらう。
顔にぴったりジャストサイズのマスクとフィンを、大人も子供もひとりずつあわせてもらい、船まで
運んでくれる。

港はこじんまりとしていて、私たちが乗る船(アイランドボイジャー)が
すぐ見えて、、日本語ガイドのポールが迎えてくれた。
ドルフィンスイムのため、ボートチャーターしたので、乗客は私たち8人だけ。

救命道具や消火器、飲み放題のドリンクとスナックの場所や、注意事項を、ポールがまず
説明してくれる。
母や父が一緒だったので、日本語ガイドがつくこの船をあえて選んだのだが、
ドルフィンスイムなどしたこともない私も、ポールの日本語で緊張がとけていくような気がした。
わからないことをすぐに日本語で聞けるのは、ありがたい。

 浮き具をつけてもらう 

      イルカ発見!




ボートから海に入るまで。

今日はあいにく曇り空。空も海もグレーで、いざ出航となっても、これから海でイルカとあえるのか、実感がわかない。
子供たちも、海よりも船の方に興味があるようで、はしごを上ったり、船首にいってみたり、、、。
船が動き出したので、
「船で歩くときは必ずどこかにつかまりなさいって、さっき言われたでしょっ!」
と、私も子供たちばかり追っていたところに、
「ウミガメですよーーっ」
と、ポールが指差した。わーーっ、見たい見たい。ウミガメ、ちょっと怖いけど
船からならだいじょぶよ〜。
と思って、指されたほうを見ると、カメはぬぉ〜〜っと顔を水面にあげたところだった。
ジロっとこっちを見たような、、
できれば甲羅を見たかったのに、カメの首から上だけを真近で見てしまった。
前日に、母はビーチクラブで、一人でカメに遭遇してギクリとしたらしいが、あれがいきなり一人のときに
水面に現れたかと思うと、ちょっとゾクっとくるものがある。

それでも、出航して10秒もたたないうちに思わぬカメとの遭遇で、なんだか嬉しいぞ。
水中カメラとビデオカメラの準備をしていると、今度は
「ドルフィンっ!」
グレーの海にグレーの背びれが見える。
「おお〜〜〜っあそこあそこ!野生のイルカだよ〜っはじめてみるね〜♪」
と、子供たちに必死で今見ていることがどんなことなのかを説明している私^^
そんな私にサービスしてくれるかのように(能天気な解釈だが)、ジャンプ!
水中から垂直よりちょこっと斜めにジャンプして回転、ドッシャーンと、水しぶき。
船上はもう、拍手喝さい。
父は、必死に写真をとろうとしているので
「だめだめっイルカのジャンプなんて、撮るの難しいから、肉眼で見てーーっ」
と、叫ぶ。
春のクジラウォッチングでの教訓でした(^^)

船が止まって、ポールがいう。
「さぁ、フィンをつけて〜。泳ぎたかった人いってください〜」(泳ぎたかった人、、この言葉、結構ポイント
だと、後になってやっとわかった)

え、今入るの?イルカあっち(50メートルははなれて見えた)にいるんじゃないの??
そうなのだ。泳いでいくのだあっちまで。

えーっと、せいやのフィンは、、もっくんのはこっちで、、お母さんのはどこ〜?
マスクがわかったら、次はフィン、、

もたもたもたもたもたもたもたもたもたもた

私は3歳の子を船で見てる役で、まずはみんなを海へ、、と思ってみていると
なんとももどかしい。早く〜〜〜っ
やっと大人二人が海に入って、子供一人が足をつけたとこで
ポールの声。

「ダメ〜〜〜あがってあがって」
タイムアウトでした。。
一瞬、シラ〜〜っと空気が沈む
「ココハプールじゃアリマセン、イルカは境界なしにドコマデモイッテシマイマス。イルカは
ハヤイデス」
そりゃそーだ〜〜。

気を取り直して次、、今度もすぐにイルカの群れにあい、
フィンをつけたまま、すぐに海に入れる体制で待つ。
「ハイ、ドーゾ!」
ポールの声で、父と母が海に入る。続いて子供たちとパパ。
「アッチですよーーっ」
と、イルカのいるほうを指差すポール。
行けーーーーっ泳ぐのよーーーっ
と、船の上から私は応援。
ふと見ると、母は子供たちに犬かきを教えてる。こらこら、それはないでしょぉ〜。
まるでカルガモの親子。
そんな泳ぎ方したらイルカが怖がっちゃうよぉ〜〜。静かに泳いでくださいって、さっき
言われたばかりじゃないのぉ〜〜〜〜。

だめかもしんない私たち、、
そういう空気が、明らかに流れておりました。


足がつかないところで海に入るのは怖い3歳の次男は、
ずっと上にあがったまま。キャプテン!と呼ばれてご機嫌。


ボートからのエントリーに、やっと慣れてきたぞ〜

次は私がいく。もう我慢できない〜〜。
みんなの悪戦苦闘を見て、とにかくすばやく海に入って、イルカの群れまで泳がなきゃいけないことが
よぉ〜くわかったので、
5歳のさっちゃんに、一緒に行くからね。手をつないでいくからいっしょうけんめいバタバタ足してねっ。
腕をぽんぽんって叩いたら、指差してる方見てね!(ここまではビーチのスノーケルで練習していた)
といって、ポールの合図を待つ。

ボートが止まって、Goサインが出たら、ドボーンと海へ。
冷たいかと覚悟していたわりに、そうでもないし、浮き具もないのによく浮く。さすが塩水〜。
母は、
「シュノーケルないほうがいいみたい!」
と、マスクもフィンもぬぎすて、ゴーグルにすばやく変身。
うそ、、プールじゃないのよぉ〜〜〜〜っ
とはいえ、もうシュノーケルつけさせる余裕もないので、とにかく私は
さっちゃんの手をひいて泳いだ。

海の中を見ると、イルカがいた!スーーーーーっと静か〜にまーっすぐに泳いでいく。

「見た?見た?今いたね!」
さっちゃんが見たかどうか確認したくて、無理にしゃべる私だが、イルカに自分が興奮してて
さっちゃんへの合図を忘れてた。
もう一度!ほら、あそこよ〜〜〜〜っ!

私が教えるまでもなく、イルカは魚より大きいので、さっちゃんの目にはちゃんと入って
くれていた^^。

母が私たちの方へやってきた
「さっちゃんつれていくから、あなた一人でいきなさい!」
え、いいの?お母さん見たの?なんだかわかんないけど、行っちゃうよ〜。

と、思ってイルカをさがしたけど、もういない。
船を見ると「カムバック!」と言っている。
はぁ〜〜。またいなくなっちゃった。。
でも、イルカ見れて、みんなで大騒ぎ。

父はジャンプしたあと、まっさかさまに水中にもぐっていくのを見たというし、
母は、ずっと下でこーんなに小さく見えたと、両手で20センチくらい広げてるし(ほんとかいな)
せいやももっくんも、夫も、一緒になって見た見たっ!と、大声をはりあげてる。
「イルカの声、すごくしてたーーっ」
子供たちに言われて私も思い出した。キユーキューというか、クークーというかンーーンーと
いうか、なんとも文字にしづらい声。陸の上では聞いたこともない音が、もぐっても、顔を
あげていても、イルカといっしょのときはずっと、はっきりと、重なり合うようにたくさん聞こえていた。

海に入らないなつおを交代で見ながらなので、船上は、海に入る人、あがる人で、
それはもう忙しかったに違いない。
ガイドのポールになつおを見ていてもらおうかとも、ふと思ったけど、
万が一だれかがおぼれたりしたら、助けてもらわなければいけないので、やっぱり交代で
見たほうがいいと思ったのだ。



フィンを脱ぎ捨てた母。イルカのひれが(ジョーズだぁ)見える。
この海の中は数十頭ものイルカがぴゅんぴゅん泳いでいる。
船上では聞こえなかったイルカの鳴き声も、海に入るとはっきり聞こえる。

水中は、こんなグレーではなくて、青く、深く、透明でした。




今度の移動中は、イルカが船首へやってきて、ボートと一緒に泳ぐ泳ぐ、ぐんぐんぴゅんぴゅん、それは
それは鮮やかな泳ぎっぷりを見せてくれた。

そして4回目のエントリー、今度はせいやの手をひいて海へ。ビーチでは手をひかないけれど、海は広いし、イルカの動きは早い。
手をひいて、子供がどこにいるかわかっているほうが、私が安心だった。
父は水中カメラで写真をとっている。私は、子供とイルカでせいいっぱいだったので、カメラは
父にまかせた(あとで現像してみると、イルカが全然とれてない。私たちとイルカをいっしょにとろうとするあまり、
イルカがカメラに収まらなかったらしい。イルカだけでもとってほしかったよぉ〜〜)

         
    使い捨て水中カメラの現像写真を、デジカメでとってみました(うつり悪すぎ、、)
   わかってもらえるでしょうか、、船の上から見る海の色と、水中の色が
    違うことを。左の写真より、もっと青かった(透明度30メートルだと、ポールがいっていた)
   そして、右の写真、左のほうに、ほんの少し、うす〜〜くですが、イルカが見えますか?
   ほんとに、余裕がなくてごめんなさい。でも、カメラのことを忘れさったおかげで
   このあと本当の?ドルフィンスイムができました。(言い訳ながすぎ、、)
   


遠くにイルカの水しぶき。
「あそこまで、行っていいですか〜?」

イルカと見つめあって泳いだとき、、

4回のエントリーのあと、船はしばらく止まったまま、しばし休憩。思い出したかのように、みんなそれぞれ
船に用意されていた飲み物を飲み、プレッツェルやピーナッツバタークッキーを食べる。
甘いものがおなかに嬉しい。

遠くでイルカがスピンしているのが見える。
あそこにもいるね。。
母としばらく見ていた。
船は止まっているし、ポールも、休憩モードだ。
母がいう
「あそこまで泳ぎたいわね、、」
「そうね〜。また行きたいね」
私と母には暗黙の了解があった。子供はおいていくのだ(笑)
「行っちゃおうか」
母がいう。
本当に行きたそうだ。もちろん私も行きたい。
船長とくつろいでいるポールに向かって
「あそこまで泳いで行きたいっていってるんですけど、いいですかーーー!?」
ときくと、OKの返事。
飛び込もうとする母に、
「近クマデイキマショウカ?」
うんうん、もちろん!してくれるならお願い!!

母と私は二人で海に入りました。
これよ、これ。「泳ギタカッタ人ハ行ッテ、、」と、ポールが最初に言った言葉。
子供たちを連れて行くと、イルカを見る止まり。子供はシュノーケルできるだけで大満足。
でも、私は泳ぎたかったのよ〜〜〜っ。
夫も父も、私たちにつられてじっとしてられず、一緒に泳ぐ。

海に入るとすぐにイルカと合流。
それまでは、イルカが見えることに興奮していたけれど、今度は観察する余裕がある。
イルカはたいてい、2頭3頭ずつ、一緒に組になって泳いでいるように見えた。
私が泳いでいるずっと下に、イルカたちのペアが何組も同じ方向に向かって泳いでいる。
波はほとんどない静かな海で、イルカを見下ろしながら泳ぐのは、まるで空を飛んでいるようだった。

そして海底をいくイルカは、小さいころ見たかつおぶしののかたまりのようだ(大人になってから見たことないなぁ)
ということに気づいたら、もうかつおぶしにしか見えなくなったりして、それがまた楽しかった。
水面にあがってきているイルカは、ぴゅんっぴゅんっと私の横を通り過ぎていき、
じゃれあっているように見えるのもいた。
ハワイ島に来る前に、ネットでドルフィンスイムのことを読んだのを
思い出す余裕もあった。(ここで思い出して本当によかった〜〜〜↓の体験は、事前に読んでた
体験記があったから勇気が出せたんだもの。)

船の上からは、子供たちが「あそこ、あそこにいる〜!」と叫んでいる。
わかってるよん。よく見ててね(^○^)
、ふっと、目に入ったイルカに、そぉ〜〜〜っと擦り寄るように近づいてみた。
そうすると、これまで横を通り過ぎてばかりだったのに、違う。明らかに違う。
何がって、ぴったりと、同じスピードで泳いでいる〜。

私は必死に足だけで泳いだ。
手を使うとイルカにぶつかるから。
置いていかれないように、一生懸命足を動かした。
イルカの目が私を見てる。顔をちょこっと傾けているようにも見える。
うそ〜〜〜っ!私、今、すごい〜〜〜〜っ!

自分がイルカと同じスピードで泳いでいる!(と思ったら、イルカが私の
スピードにあわせてくれてた^^)
何秒ぐらいそうしてたかなぁ、、、今思い出してみると、20秒ぐらいだったかな。
どこまで連れて行かれるのかと、怖くなって途中でやめてしまったのだった。
船を見ると、それほど遠くまで来てはいなかったのに、、

帰ってから父が船上からとってくれてたビデオで、そのときの光景を見ると、
イルカの背中があるとわかる水の動きが、私の横にぴったりついているのはわかるけど、
なんともまぁのろい、、周りのイルカの動きからすると、止まってるようにさえ見える(笑)






日本語ガイドのポール(右)と船

おまけのシュノーケル&フィッシング&トビウオ

このあとは、子供たちがゆっくりスノーケルができる場所につれていってほしいと、リクエストして、

ポールは船のドライバーと話あって、サンディービーチというスポットへつれていってくれた。
さんご礁がとても綺麗なところで、あんなにスケールの大きいさんご礁の世界が
あるのかと、びっくりした。とても深いから、それだけ広い範囲でさんご礁が見えるし、魚が米粒のように見える。

岸に近づくにつれて、さんご礁が近くに見え、えさをつついている魚が大きく見えてくるのも、また新鮮な体験だった。

そして港に帰りながら、船から釣り糸とイカのような形のひらひらしたものをたらして、
運がよければトローリングで魚つり(残念ながら、魚はかからなかったけど)


最初にも見れたトビウオ(プロペラ機みたいに、ブーーーンと飛ぶ姿には、またまた拍手喝さい)がまた、
何匹も飛んで楽しい。


一人も船に酔うことなく(そんな暇ないくらい、次から次にいろんなことが経験できた)

9時に出航してから、あっというまの3時間だった。
帰りは、子供たちはそれぞれいるかの声を真似て、車の中はうるさかった(笑)





あの日のあのとき以来、私はイルカを見るとこみあげてくるものがある。
オアフでは、クリスタルのイルカの置物をながめては、記念に買おうかと、何度も
お店のウィンドウをのぞいていた。中くらいの大きさので140ドル。小さいので60ドル。
お店のご主人は、大きい方を100ドルまでディスカウントしてくれるといった。
「今日がハワイ最後ですか?10時までお店やってます。明日の朝は8時からあきます。
考えて、またいらっしゃい」
100ドルまで安くしてくれるのかぁ、、
心は傾いた。でも、買わなかった。
記念に100ドル出すなら、そのお金で、もう一度ドルフィンスイムがしたい。
と、思ったから。

今度は、カメラを持って来よう。そのときまで、忘れないように、毎日何度も、あのイルカの
群れを、目を、思い出している。



ラッシュガードは必需品

母には、日焼け&寒さ対策としてラッシュガードが
あるといいと、出発前になーぽんが教えてくれました。
寒がりの夫も、寒がりでない父も、もちろん母も私も、
これがあったから、よかった!と、口をそろえて喜んで
おりました。キングスショップのホノルアサーフで、
$30前後で買いました。なーぽん、ありがとう〜!



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